ノロウイルスの症状(下痢・嘔吐)

ノロウイルスの症状 激しい下痢や嘔吐が数日続く

ノロウイルスの症状は下痢や嘔吐を1日に何度も繰り替えし非常に激しいものです。ノロウイルスの感染は、サルモネラカンピロバクター腸管出血性大腸菌O157などの食中毒の原因菌とは異なり、ウイルスの感染が原因で症状が現れます。ノロウイルスは、細菌とは異なり、栄養、温度、湿度の3つの条件が揃ってもノロウイルスは、増殖することは出来ず、私たち人間(ヒト)の細胞内でしか増殖することができません。体内に侵入し増殖すると、微熱、下痢、嘔吐などノロウイルスによる症状が現れます。症状が現れるまでの期間(潜伏期間)は、平均1日から2日と言われ他の食中毒に比べても比較的早く症状が現れます。初期に現れるものとして、悪心や発熱で、おおよそ38度を超えない微熱であり、期間も短い為に症状に気づかないことも多いです。これは、体内に病原体が侵入した際の防衛反応の1つだと思われます。その後、下痢や嘔吐の症状が現れ、どちらも激しいのが特徴です。1日に何度も繰り返し、胃や腸の内容物が無くなっても体内で増殖したノロウイルスを体外へ排出させようと症状が続きます。しかし、患者さんの多くは、1週間から10日程度で自然に症状が治まり回復し、重症化することは少なく、ノロウイルス感染が直接の原因で死亡するケースは少ないです。しかし、体力や抵抗力が弱い、乳幼児や高齢者は、下痢や嘔吐による脱水、汚物が誤って気管に入る誤嚥性肺炎や窒息によりお亡くなりになる方もおりますので注意が必要です。

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ノロウイルスによる症状のメカニズム

電子顕微鏡写真|ノロウイルスの症状

ノロウイルスに感染すると約1日から2日程度で下痢や嘔吐の症状が現れるます。インフルエンザみたいに空気感染する事は少なく(飛沫感染の可能性は否定できませんが)、感染原因の多くは、接触感染だといわれています。そもそも汚染された食品を誤って摂取もしくは手指が汚染された状態のままで手洗いをせず素手で食品に触れ飲食することで、ノロウイルスに感染するチャンスを与えます。口腔食道を通過し小腸(十二指腸)まで来たノロウイルスは、小腸上部にある上皮細胞に入り、自身の遺伝情報(RNA)を使い複製を作ります。そして細胞の中がノロウイルスで満たされると細胞膜を破裂させ周囲に飛散し、新しい上皮細胞に侵入し増殖を繰り返します。この様に小腸上皮細胞に侵入しながら増殖と破壊を繰り返すことで、小腸の機能が低下することで下痢や嘔吐が現れます。

症状も比較的軽く 重症化することも少ない

説明のとおり、ノロウイルス感染による症状は、ボツリヌス菌腸管出血性大腸菌O157みたいに病原体が産生した有毒成分によるものではなく、小腸の上皮細胞を使い増殖と破壊をしたことで胃腸の機能が低下したことによるものです。その為、腸管出血性大腸菌O157による腎不全やHUS(溶血性尿毒症症候群)やボツリヌス菌による死亡など重症化するケースは少ないです。しかし、体力や抵抗力が弱い、乳幼児や高齢者がノロウイルスに感染すると激しい下痢や嘔吐による脱水や吐しゃ物が誤って気管に入ってしまう誤嚥性肺炎や窒息で亡くなるケースもあります。また、稀にですが、十二指腸潰瘍を併発する事はありますが症状は比較的軽いです。その他報告されている症状として、発熱(微熱)、悪心なども軽度のものであり、時間の経過と伴に自然に回復することが多いです。

下痢の症状(大人に多い症状)

ノロウイルスに感染すると多くの方が、下痢や嘔吐の症状が現れます。飲食物と一緒に消化管を通り小腸の上皮細胞にノロウイルスが侵入し、増殖を繰り返しながら上皮細胞を破壊することで小腸の機能が低下し下痢が現れます。しかし、下痢は、腸内にある内容物や腸液と一緒に増殖されたノロウイルスは体外に排出され、徐々に下痢の症状は回復をします。その為、概ね下痢の症状が現れた日から1週間から10日程度で回復することが多いです。ノロウイルスを治療する薬はまだ開発されておらず症状が重たくなければ自宅で安静していることをお勧めします。

嘔吐の症状(子供に多い症状)

ノロウイルスに感染すると現れる症状として下痢がありますが、嘔吐についても説明します。統計調査の結果によるとノロウイルス患者さんのうち成人は下痢、子供は嘔吐が多い傾向があることがわかってきました。下表は、患者の臨床症状を小児と成人とで比較したグラフです。ノロウイルスに感染した小児では嘔吐(88.6%)が最も多く、次いで発熱(51.8%)、吐気(46.7%)、下痢(39.2%)の順でした。一方、感染した成人では下痢(73.6%)が最も多く、次いで吐気(68.2%)、嘔吐(57.7%)でした。なぜ、ノロウイルスに感染した子供に嘔吐が現れ、大人は下痢が多いなのか?その詳しい原因は、よく分かってないです。 下痢の症状でも説明したとおり、口から飲食物と一緒に入り、小腸の細胞に侵入し増殖します。そして、上皮細胞に侵入すると破壊を繰り返し、腸管のぜん動運動が低下し、胃から腸へ食物が送られにくくなり嘔吐は起きます。また、腸管が水を吸収する機能も阻害されることからバランスが崩れ、下痢につながると考えられています。

症状のグラフ

発熱の症状

ノロウイルス患者の発熱は、小児・成人とも約50%の患者に認められます。これは、体内に病原体が侵入し防御反応として発熱の症状が現れたと考えられます。しかし、発熱の症状は高くても37度から38度台が多く、サルモネラ食中毒やインフルエンザのように高熱を出すことはほとんどありません。

ノロウイルス感染しても症状が現れない場合もある

ノロウイルスに感染しても症状が現れない不顕感染もある事もわかっています。調査結果によるとノロウイルス感染者のうち約1%程度が不顕感染者であるとの事です。ウイルス性食中毒の患者のうち、71%がノロウイルス属(ノーウォークウイルス種)感染症である。ヒトへの感染においては血液型で感染率に差があり、血液型抗原であるH(O), A, Leb型抗原に吸着されやすいことから、O型は罹患しやすくB型は罹患しにくいことが報告されているが、これはウイルス株の各遺伝子型によって様々であることが明らかになっており、日本も含め世界中で流行しているGII/4遺伝子型株などは、H(O), A, Bの全てを含む多様な抗原に吸着されやすいことが判明している。

ノロウイルスに感染しても症状が現れない不顕感染は、感染の流行が拡大する要因の1つであると考えられています。ノロウイルス食中毒を調べると調理従事者の便からノロウイルスが検出されることが多いです。また、その調理従事者は、下痢などがなく、自身がノロウイルスに感染していたことを知らないケースもあります。以前は、ノロウイルス食中毒の原因は二枚貝などの食材を生食もしくは過熱不十分で食べることで起きると言われていましたが、最近の調査では、ノロウイルスの二次感染が感染の最も多い原因だと言われています。症状が無いから感染してないと決め付けるのは非常に危険で、日頃から衛生管理を徹底することが重要です。一般的に食中毒の予防は食中毒予防の三原則があります。簡単に説明すると 原因となる病原体(食中毒菌やノロウイルス)を「つけない」「ふやさない」「ころす」です。特にノロウイルスで注意しなければいけないのが 「つけない」=手洗いの徹底 「ころす」=十分な加熱です。

下痢や嘔吐など症状があるときの食事は

ノロウイルスに感染すると非常に激しい下痢や嘔吐の症状があります。症状が現れている間の数日間は、本人も辛いですが家族も心配になります。一番の問題は、食事を取ってもスグに下痢や嘔吐の症状が現れ十分に飲食物を摂取できないことです。ノロウイルスに感染した際の食事ですが、無理せに与えず回復の度合いを見ながら食べるものを変えていくのがお勧めです。詳しくは「ノロウイルス感染時の食事のポイント」を参照。下痢や嘔吐の症状ですが周期がありまして、体が水分や食事を受け付けない時に無理して摂取しても嘔吐や下痢をするだけで無駄に体力を消費してしまいます。まず、本人が飲食物を求めるまでは安静しておけばいいでしょう。概ね下痢や嘔吐のサイクルは6時間程度と言われています。少し時間が経過した時に先ずは水分を軽く補給させて様子を見ましょう。大丈夫と思って一気に水分を摂取すると胃腸が刺激され、下痢や嘔吐の症状が出やすくなりますので注意が必要です。脱水症状にならない様に適度に水分補給を行う様にしましょう。その際、水道水より電解質が含まれているスポーツ飲料がお勧めです。また、できれば胃腸に負担がかからない様に常温にして飲ませるのが良いでしょう。詳しくは、ノロウイルス感染による脱水対策で確認してください。

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