ノロウイルスの消毒の方法 ノロウイルス|消毒方法

ノロウイルスを加熱調理や次亜塩素酸ナトリウムで消毒する方法

ノロウイルスの消毒は、強力な感染力がある病原体を不活化させ安全にする方法です。細菌性食中毒菌同様に十分な加熱次亜塩素酸ナトリウムを用いる事で消毒が出来ます。インフルエンザや腸管出血性大腸菌O157などに有効なアルコール消毒は、ノロウイルスには効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤としてドラッグストアーや薬局で簡単に購入できます。しかし、含まれる塩素成分は、非常に刺激が強く容量や用法を間違えますと人体に影響があります。ノロウイルス用の消毒液を作ったり使用する際には十分に注意しましょう。このページでは、ノロウイルスを消毒する方法として、食品の十分な加熱、漂白剤による方法を詳しく説明します。

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加熱によるノロウイルスを消毒する方法

加熱によるノロウイルスの消毒は、確実に死滅させる有効な方法の1つです。厚生労働省が策定した大量調理施設向けのガイドラインでも加熱は「食品の中心温度が85度から90度で90秒以上すること」を推奨しています。この温度で加熱するとノロウイルスや細菌を消毒(死滅)させ食中毒予防に効果があります。しかし、毒素や芽胞を産生する食中毒菌は、加熱により細菌は死滅させても有害物質を消毒することはできませんので注意してください。加熱できない食材は、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒を行います。詳しくは、後ほどまとめてあります。

電子レンジによるノロウイルスの消毒

電子レンジでは加熱ムラがありノロウイルスの消毒におすすめできません

電子レンジによるノロウイルスの消毒は、マイクロウェーブという電磁波を利用して、食品中に含まれる水の分子を振動させることで加熱します。ノロウイルスは、熱に弱い性質があり食品の中心温度が85度から90度で90秒以上の加熱をすれば消毒ができます。但し、電子レンジから発生する電磁波は角に集まる性質があります。その為、加熱ムラが起きやすく表面はアツアツでも中心部は冷たい事があります。電子レンジで消毒する際には、中心部までシッカリ加熱するよう向きを変えたり、混ぜたりする必要があります。

次亜塩素酸ナトリウムを使用したノロウイルス消毒

次亜塩素酸ナトリウムは、ハイター、ブリーチ、ミルトンなど塩素系漂白剤として販売されています。腸管出血性大腸菌O157やインフルエンザなどの消毒で有効なアルコールは効果がありませんので注意しましょう。漂白剤による消毒は、加熱が不要な点です。生食する食材や設備や備品などの消毒に最適です。厚生労働省も生野菜を消毒する方法として推奨しています。但し、非常に刺激臭が強く、短期間に大量に摂取すると人体に悪影響がある成分です。野菜等を消毒する際には、用量や用法を間違えない様にしましょう。

ノロウイルス消毒液の作り方

次亜塩素酸ナトリウムは大量に摂取すると人体に悪影響を及ぼす成分ですので、消毒液を作る際には濃度を間違えない様にしましょう。食品の消毒は100ppm、物品・衣類・床などの消毒は100から200ppm、嘔吐物そのものを処理するとき1000ppmです。塩素の濃度を高くすればノロウイルスの消毒効果は期待できますが、人体に悪影響を及ぼし食用としては不向きとなります。その為、適正の濃度を守り使用するようにしてください。正確な濃度の水溶液を作るためにキャップなどの計量計を使用し、水の量を調節する事で希望する濃度の水溶液を作る事が可能です。詳しくは「ノロウイルス消毒液の作り方と使用上の注意(次亜塩素酸ナトリウム)

生野菜のノロウイルス消毒

次亜塩素酸ナトリウムで野菜に付着したノロウイルスを消毒

サラダなど生食で提供する食品は、次亜塩素酸ナトリウムで消毒することをお勧めします。仕入れた野菜をシンクの中で水洗いをします。ここで異物や汚れを取り除きます。そして、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸漬してノロウイルスや細菌性食中毒菌を消毒します。野菜を浸漬させる次亜塩素酸ナトリウム水溶液は100ppm~200ppmとします。これ以上、濃度を高くするとノロウイルスを消毒する効果は高くなりますが塩素臭が強く残り食用には不向きです。そして時間は、100ppmなら10分、200ppmなら5分間浸漬させながら消毒して、流水で洗います。消毒液の作り方は「ノロウイルス消毒液の作り方と使用上の注意」を参照してください。

備品や設備のノロウイルスを消毒

次亜塩素酸ナトリウムでトイレのノロウイルスを消毒

食品以外の消毒方法について説明します。非常に感染力が強く、そして患者さんの嘔吐や下痢などの汚物には、大量のノロウイルスが含まれています。トイレが一番の感染源となるので感染しない様にしっかり消毒しましょう。トイレや家族がよく使用する手すりやリモコンなど消毒する為に200ppmの次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を作ります。これを雑巾に濡らし拭き、最後に水拭きをして終りです。この時の注意点は、消毒液は、消毒効果が長続きしない為に作り置きはできるだけしないことです。今日、使用する分を塩素系漂白剤で希釈して作るようにしましょう。詳しくは「次亜塩素酸ナトリウムでノロウイルスを消毒」を参照してください

手洗いでは、消毒液ではなく石鹸でシッカリ洗い流す

手洗いは消毒ではなくシッカリ洗い流すのが重要

ノロウイルスは非常に感染力が強く、不特定多数が利用するトイレの使用後にはシッカリ手洗いをするよう推奨していますが、石鹸やアルコールでは、ノロウイルスを消毒する効果もありません。しかし、ノロウイルスを消毒する効果がある消毒液を使用して手洗いはお勧めしません。理由は、消毒液は非常に刺激が強い塩素成分が含まれており手荒れの原因になります。手荒れにより黄色ブドウ球菌などが繁殖して食中毒の原因になる為です。石鹸では消毒効果はありませんが、物理的にノロウイルスを取り除き清潔にすることはできます。ノロウイルスの感染予防は、しっかり洗う事です。手や指先を擦りあわせるようにして30秒以上洗います。確かに石鹸による殺菌効果はありませんが摩擦により物理的に汚れと一緒にノロウイルスを取り除き清潔にすることができます。ぜひ、実践してみてください。

  

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