次亜塩素酸ナトリウムによるノロウイルス消毒

次亜塩素酸ナトリウムでノロウイルスを消毒

次亜塩素酸ナトリウムでノロウイルスを消毒できます。非常に感染力が強く毎年10月頃から翌年3月頃まで感染のピークを迎えます。以前は、夏場には発生しないと言われていましたが、ノロウイルスの遺伝子が変異した事で一年中注意が必要です。ノロウイルスの感染予防は、食品の加熱調理手洗いの徹底、そして次亜塩素酸ナトリウムによる消毒です。次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤として。近くのドラッグストアーやスーパーマーケットで容易に購入する事ができます。主成分は、塩素ですので塩素系漂白剤の原液が皮膚や粘膜に付着すると炎症を引き起こしますので取り扱いに注意しましょう。次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒は、加熱調理が出来ない食品、トイレなどの設備や機器などに適しています。家族にノロウイルス感染者がいる場合や不特定多数が利用するトイレなどの設備を消毒するのに適しています。次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウイルス以外にインフルエンザや腸管出血性大腸菌O157一般的な食中毒菌を消毒するのにも有効です。冬場の感染に注意したい方は次亜塩素酸ナトリウムで正しい消毒をして予防に役立ててください。

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒は厚生労働省も推奨

厚生労働省は、ノロウイルスを消毒する方法として、次亜塩素酸ナトリウム加熱調理の2つを推奨しています。加熱は物理的な消毒方法で、食品の中心温度が85度から90度で90秒以上の加熱が推奨されています。一方、次亜塩素酸ナトリウムは、塩素成分がノロウイルスに作用して消毒する化学的な消毒方法です。

ノロウイルスに感染した患者さんが下痢や嘔吐をした汚物には、強い感染力がある大量の病原体が含まれています。汚染された場所の消毒が不十分だと二次感染となる可能性がありシッカリ消毒する必要があります。ノロウイルスを大量に含む汚物を消毒する際には、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が高く1000ppmの消毒液を使用します。感染予防でトイレや機器類を消毒する場合には200ppm、生野菜など食品を消毒する場合には100ppmで行います。以下の事例ごとに次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒方法について簡単にまとめました。

次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤に含まれる

次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒は、使用用途に合わせ濃度を調節する必要があります。市販されている漂白剤を希釈して使用します。酸素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムが含まれていませんので購入する際には注意しましょう。(消毒効果があるのは塩素系漂白剤)また、漂白剤に含まれている次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、メーカーによって異なります。商品の規格欄を確認してから消毒液を作りましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを使用したノロウイルスの消毒

 次亜塩素酸ナトリウムの使用用途 次亜塩素酸ナトリウム濃度
 野菜(サラダなど加熱せず生食するもの) 次亜塩素酸ナトリウム100ppm水溶液10分浸漬もしくは 200ppmで5分浸漬する。どちらも浸漬後は、残留塩素を無くすために流水で5分以上洗う。
 子供の玩具などの 次亜塩素酸ナトリウム100ppm水溶液に10分程度浸漬したのち流水で洗い流す。または、 100ppm水溶液に雑巾などを浸し拭き掃除を行う。その後、水拭きを行い塩素が残らないようにする。
 トイレなどノロウイルスの感染源になりやすい場所の清掃 ドアノブ、蛇口、洗面台など家族が頻繁に使う場所へ 200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで水溶液雑巾などをたっぷり浸して、消毒したい部分を濡らしながら拭き掃除を行う。その後、水拭きを行い塩素が残らない様にする
 ノロウイルス患者さんが下痢や嘔吐後の清掃(本人)  ペーパータオル等で汚物を静かに拭き取り、1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムの水溶液が入ったビニール袋に汚物を入れ密閉をする。床など汚物で汚れた場所は、200ppmの次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作りたっぷり浸した雑巾でふき取り掃除をし、その後、水拭きを行う。
ノロウイルス患者さんが下痢や嘔吐の清掃(家族) 感染拡大を予防するためにも出来れば患者本人が使用後に次亜塩素酸ナトリウムで清掃することが好ましい。しかし、重度な下痢や嘔吐の場合、患者本人が出来ない場合には介助者が行うが二次感染に十分気を付ける。

ノロウイルス患者さんの汚物を次亜塩素酸ナトリウムで消毒

ノロウイルス感染者がリビングやトイレで突然嘔吐や下痢などをして、室内を汚してしまう事があります。汚物には大量の強い感染力があるノロウイルスが含まれており次亜塩素酸ナトリウムで確実に消毒をする必要があります。 消毒で使用する備品類

まず、汚染の拡大を防止する為に付近に汚物に近づけない事です。勢いよく下痢や嘔吐をした際には、ノロウイルスによって広範囲に汚染される事があります。次に窓を開け換気をします。その間に次亜塩素酸ナトリウムを希釈して消毒を作ります。清掃する方が二次感染しない様に手袋(二重にする)、マスク、エプロンなどをします。どれも使用後は捨てて良いものにしましょう。次亜塩素酸ナトリウムが含まれている塩素系漂白剤をバケツに入れて水で希釈します。次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、汚物自体を消毒する場合には1000ppm、汚物を取り除いた部分を消毒する200ppm~500ppmの2種類の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用意します。消毒液の作り方は「次亜塩素酸ナトリウムで消毒液を作る」を参照してください。

ノロウイルス消毒時の服装

まず、汚物の上にキッチンペーパーや新聞紙を乗せ、上から1000ppmの次亜塩素酸ナトリウム消毒液をかけます。ちょうど湿布の様に汚物にしっかり次亜塩素酸ナトリウムの消毒液が染み込むように行います。そのまま10分程度放置した後、新聞紙ごと汚物を取り除きます。汚物は、二重にしたビニール袋の中に入れ、さらに次亜塩素酸ナトリウム消毒液1000ppmをたっぷり入れ中身が出来ない様に口をしめます。そして、燃えるごみとして捨てます。汚物自体が取り除かれましたが、床には大量のノロウイルスが付着しています。その為、200ppmの次亜塩素酸ナトリウムの消毒液で綺麗に吹き上げます。何度も広範囲をシッカリ消毒するように拭いてください。そして最後は、水拭きで仕上げます。嘔吐の場合は、かなりの範囲を汚染している場合がありますので広範囲に次亜塩素ナトリウム消毒液に浸しながら消毒をする事をおすすめします。汚染の度合いにあわせて何度か同じ作業をおこない消毒を徹底することもおすすめです。そして、清掃がおわったら使用したマスク、手袋、拭き掃除に使用したタオルや雑巾などを汚物の袋と一緒に入れて燃えるごみとして廃棄します。そして、最後にシッカリ手洗いをして手指を清潔にして作業は完了です。ここでノロウイルスに感染しないように注意しましょう。 詳しくは、ノロウイルス患者さんの汚物処理方法を参照

汚物除去後に次亜塩素酸ナトリウムで清掃

ノロウイルス患者さんが使用したトイレのノロウイルス消毒方法

ノロウイルス患者さんが嘔吐や下痢したトイレは、広範囲にノロウイルスが飛沫している事が多いです。二次感染を予防する為にも患者さん本人が使用したトイレを次亜塩素酸ナトリウムの消毒液で清掃する事をお勧めします。しかし、高齢者など介助が必要な方は、代わりに家族や介助者が次亜塩素酸ナトリウムで消毒する必要があります。その際には、二次感染しないように注意が必要です。トイレでの作業手順は、一般的なトイレ洗浄同様に洗剤とブラシを使用して清潔にします。床などに汚物が付着している場合には、室内や廊下で下痢や嘔吐をした時の消毒方法を参照してください。ブラシでの清掃が終わりましたら、次亜塩素酸ナトリウム水溶液200ppmで便座などを綺麗に消毒します。特にトイレで注意が必要なのは、蛇口、ドアのノブなどもしっかり消毒するのがポイントです。最後に水拭きをして作業終了です。作業が終わりましたらシッカリ手洗いをしましょう。  

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次亜塩素酸ナトリウムで消毒

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